冷凍パン〜美味しさの秘密〜frozen bread

冷凍パンとは

冷凍技術の進化とともに
普及する冷凍パン

本来のパン作りは、生地作りや発酵などの仕込み工程、気温や湿度による製造工程での環境変化に対して、パン職人の経験や熟練の技によって、パンの出来不出来が決まりますが、 「冷凍パン」は、自然解凍やオープンにかけるだけで、職人の作ったクオリティーの美味しいパンを、一般家庭でも味わえるように開発されたパンになります。

パンの製造工程は、小麦粉から生地をこねて一次発酵、形を整えて、さらに二次発酵をして焼き上げていきます。
「冷凍パン」は、手間のかかる二次発酵までおこなったパン生地を急速冷凍した、焼く前の生地です。 品質が変わらぬままご自宅にお届けするため、あとは焼くだけで、ご家庭で本格的なパンを焼き立てでお召し上がりいただけます。

全国の有名ホテルの朝食やレストラン、ベーカリーでも使用されています。

冷凍パン

日本では、ヨーロッパを源流とするバラエティ豊かなパンを提供し続けるパンメーカー「アンデルセン」が1970年に冷凍パンの専用工場を広島県に作ったのが、冷凍パンのはじまりといわれています。
ここ数年で、カルディやイオンなどの大手人気チェーン店でも販売され、冷凍パンへの注目はますます高まっています。
冷凍技術の進化とともに、冷凍食品はますます普及されており、冷凍野菜、冷凍うどん、冷凍焼きおにぎりなどのように、現在では「冷凍パン」も日常の中で当たり前の食品になりつつあります。

冷凍パンが美味しい理由

冷凍パンは鮮度(美味しさ)を閉じ込めています。

冷凍パン

お店で焼きたてのパンを買っても、お家に持ち帰る間にパン本来の美味しさは少しづつ逃げていってしまっています。
それに対して「冷凍パン」は焼きたての鮮度を冷凍保存で閉じ込めて、美味しさが保たれています。
時間がたつとパンの鮮度が落ちて、美味しさが逃げてしまう理由には、「水分の蒸発」「デンプンの老化」「香りの低下」が影響しています。
常温保存のパンは時間がたつと、水分が蒸発してパン自体が固くなり、デンプンが老化すると「ボソボソ」とした食感になります。
ご飯も同じように時間経過と共にデンプンが固くなり、美味しさが減少します。炊きたてのご飯の方が美味しく感じるのはそのせいです。残ったご飯を冷凍保存して後日レンチンして食べた方が美味しいのも冷凍保存によってデンプンが固くならないようにするためです。
ご飯に対して水分の少ないパンは、より冷凍保存に向いている食品なんです。

常温保存のパン 冷凍保存のパン

冷凍パンの種類

冷凍パンには、
2つのタイプがあります。

1つ目は、焼成前に冷凍!おうちで焼きたてを味わう「焼成パン」
発酵後の焼く前の状態を冷凍保存したパンで、食べる前にオーブンで焼き、焼きたてのパンを味わえるタイプ。

2つ目は、焼成後に冷凍!届いたら解凍するだけの「解凍パン」
焼きあがったパンの新鮮な状態を冷凍保存したパンで、自然解凍してする食べることができます。
リベイク(焼き直し)するとさらに美味しくいただけます。

焼成前の冷凍パン「焼成パン」

ご家庭で焼き上げていただくことで、焼きたての美味しさをお召し上がりいただくパン。ご家庭で簡単に美味しく焼けるように、サイズや形成にこだわっています。

焼成パン
焼成後の冷凍パン「解凍パン」

解凍するだけで焼きたての味がお楽しみいただける、手軽で美味しい本格パン!解凍したあと、ひと手間加えてちょっと焼けば、一層美味しくお召し上がりいただけます。

解凍パン

冷凍パンの保存方法

冷蔵庫ではなく、冷凍庫で保存

一般的な冷蔵庫の温度帯(0〜4度)では、デンプンの老化が進み、
水分が抜けて乾燥し、パンが固くボソボソとした食感になってしまいます。

冷凍パンの保存時は、「冷凍庫」で保存してください。
お召し上がり前の解凍時は、冷凍から出して常温で解凍してください。
解凍後にトースターで加熱するとさらに美味しくいただけます。

冷凍パンのお召し上がり方

ご家庭で美味しく焼き上げていただくために

焼成前の冷凍パン「焼成パン」のパンの召し上がり方

クロワッサン、デニッシュ、ロールパン など
Step.1 解凍
オーブンの天板にクッキングシートなどを敷き、
必ず隙間をあけて並べ、室温で解凍してください。
  • 生地が溶けてくっついてしまうので袋のまま解凍しないでください。
  • 天板に乗せたまま冷蔵庫で解凍する場合は、解凍時間を長めに取ってください。
解凍
Step.2 予熱・焼成
オーブンは必ず余熱をしてください。
焼き上がりの色付きが足りない場合は時間を延長して焼成してください。
  • ご家庭のオーブンの「くせ」を把握して焼き時間をご調整ください。
  • 「きつね色」が焼き上がりの目安です。追い焼きは1〜2分ずつ様子を見ながらおこなってください。
予熱・焼成
Step.3 粗熱を取る
焼き上がりましたら粗熱が取れるまで室温で冷ましましょう。
焼成後は冷凍保存も可能です。
  • 粗熱を取ることでパンの中の水分が安定し、表面が乾くことでサクサク感が増し、一層美味しくなります。
粗熱を取る

焼成後の冷凍パン「解凍パン」の召し上がり方

バターイン・プレッツェル など
室温で解凍後、すぐにお召し上がりいただけます。
  • 解凍後にトースターやオーブンで軽く温めると一層美味しくなります
ご家庭でパンを焼く|美味しいヒント
就寝前に天板に冷凍パンを並べて軽くラップをかけ、冷蔵庫の中で一晩解凍させ、 朝焼いてもおいしく焼き上がります。(解凍時間のめやす: 〜7時間) 焼成の際は、オーブンの余熱をお忘れなく!
※室温で解凍する場合は3時間以内に焼くことをおすすめします。
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